椅子に座る人物の描き方・ポイントとコツ
Pocket

今回は練習のメモも兼ねて、椅子に座る人物の個人的なコツに関して書いていきたいと思います。

座りポーズって必ず描く機会がありますが、立ちポーズより難しく感じるんですよね。

じゃあ、どうして座りポーズは描くのが難しくなってしまうのか?その理由や、書きやすくするポイントをまとめていきたいと思います。

<関連ページ>

スポンサーリンク

椅子に座る人物の描き方

立ちポーズは描けるのに座りポーズになると違和感が出るというのは、個人的に脚の可動部位に関しての理解が浅いのかなと思います。

脚の描き方に関してのページでやったのですが、脚というのは案外上の方から動きます。

立ちポーズはこの理解がなくても案外それっぽくなるのですが、座りポーズになると変に見えやすくなるので、立ちポーズより難しく感じるんだと思います。


スポンサーリンク

 

ちょうど女性物の下着のラインくらいが、稼働しだす部位だと思うとわかりやすいかもしれません。

 

違和感が出る人は、下の画像のように動き出す位置を間違えている可能性があります。

 

まずは真横から見た人物が書きやすいかなと思います。斜めや正面と言った角度だと難しいので…。

真横は脚がどのような角度になっているかわかりやすいので、前から見た座りポーズが描けない人はまず横から挑戦してみましょう。

上の絵はちょっと頭身が高すぎたので、もうちょっと低くすればよかったかな…(;・∀・)

 

ちなみに、できれば意識してほしいポイントで、座ると椅子に付く脚の部分(肉?笑)というのは椅子に密着します。

ただ、これは無理して描かなくても座りポーズには見えるので、ある程度人物を描くのに慣れたら意識してみると良いですね。

スポンサーリンク

椅子と人物の比率について

椅子は人が座るものなので、例えば極端な話ですが座面が人の身長と同じくらいの位置にあるなんていうのは、当然ありえないわけですよね。

成人女性の平均身長は160cm弱とされます。なので160cmで椅子と比較すると、だいたい座面は膝の位置くらいにきます。

成人の基本バランスとして、身長の半分の位置に股が来るので、そのまた半分(1/4)の位置に膝が来ます。

椅子の座面は40cm程度の高さに来るので、ちょうど人物の膝の位置になるわけですね。

背もたれの上端は椅子によるので、上の絵はあくまで例なんですが、スタンダードなダイニングチェアなら80cmくらいで描くと自然になるので、ちょうど人物の股の位置になるわけですね。

 

なお、椅子そのものの書き方に関しては以下でまとめています↓↓

椅子の描き方!正面を一点透視図法(パース)で簡単に描くには?

スポンサーリンク
Pocket