後頭部に続いて、次は全身の後ろ姿(背中)についてのメモになります。
今回は主に男女での違いについてをメインにまとめます。
背中の描き方と男女での違い
まずは男女共通の後ろ姿がそれらしく見えるポイントですが、
- 首は頭より手前
- 肩甲骨と背中の中央のラインを描く
- 膝やかかとは裏筋が見える
主にこんなところかと思います。
描くのに慣れれば、膝やかかとの裏筋なんかは描写しなくても背面を表現できるようになります。(とくに女の子を描くときなんかは無い方がかわいいかも)
ただ、後ろ姿をそれっぽく見せられる簡単なポイントではあるので、最初はきちんと書いておくといいかなと思います。
また、お尻のラインというのは股のラインより少し下にあります。
なので、脚は後ろから見ると正面から見るより短く見えるんですね。
ただ、絵の場合は正確に書くより見栄えをよくするのが大事かと思いますので、あえて脚を短く描く必要もない気がします。笑
これはあくまで知識として覚えておきましょう~。
男女の最も大きな違いというのは、
- 男性は肩幅を広く、腰幅を狭く描く
- 女性は肩幅を狭く、腰幅を広く描く
この点になるかなと思います。
簡単にアタリを書いてみるとこのようになるんですよね。
極端に言えば女性は三角形(▲)、男性は逆三角形(▼)のイメージでかくといいんじゃないかと思います。
駅などにあるトイレのマークって「▲」「▼」の上に「●」を乗せただけのシンプルな図形じゃないですか、でもあれって単純なのにすごく上手に男女の特徴を表したマークなんですよね。
女性というのは体脂肪が男性より多く、また肩幅に対して腰幅が広いため、柔らかできれいな曲線のラインが出来上がります。
逆に男性というのは肩幅に対して腰幅が狭く、また筋肉や骨格のラインも女性と比べてはっきりと出やすいという特徴があります。
描写に関しては人によってコツがあると思いますが、女性は曲線的、男性は直線的というのをなんとなく私は意識しています。(^^;
たとえばお尻なんかは女性はやわらかい曲線ですけど、男性はカクついた感じに見えますよね。
私も性別でのかき分けについては勉強中なので、前回に引き続き備忘録となりますが、何らか参考になると幸いです。(^^)
前回のページはこちら↓↓