今日はキャラクターの中で脚の描き方をメインに書いていきたいと思います。
脚は綺麗に書けると絵全体が映える大事なパーツとなります。
ですが目立つ部分なだけに、うまく書けないと野暮ったくなりやすい部位でもあります。
なので今回は、「ここは押さえておきたい」という、脚をきれいに書ける主なポイントを3点まとめてみました。
イマイチ脚をきれいに書けない…という方は、今回の内容を参考にしてみてください。
<関連ページ>
脚の基本的なバランス!脚をきれいに書けるたった3つのポイント
脚を描く際に、これはぜひ把握しておいてほしい、というポイントは主に3つあります。
- 脚の関節から上下のバランスは1対1
- ふくらはぎの膨らみとくるぶしの出っ張り
- 膝の出っ張りを意識する
まず頭身に関わらず、脚の関節(要は膝)から上下のバランスは、同じ長さにします。
太もものほうが極端に長い、とかになると見え方がおかしくなるので、初めの内は脚の上下のバランスが同じくらいになるように意識してみましょう。
次に、ふくらはぎとくるぶしの出っ張りについてです。
ふくらはぎのふくらみは、外側のほうが高いところからスタートして、内側のほうが低い位置から始まります。
くるぶしの出っ張りは逆で、内側のほうが高い位置にあり、外側のほうが低い位置にあります。
私はこれを中心に点を置いて集まるイメージで覚えました。(笑)
そして最後は、膝の出っ張りを意識するという点です。
よくあるのが下の絵の右側の脚なんですけど、これは膝のあたりが平坦で「どこから曲がるの?」と疑問が浮かんでしまうような脚になっています。
脚には関節があって、そこから曲がっていきます。
右側もパッと見た感じおかしくはないんですが、できれば左側のようにきちんと膝にメリハリを付けて描けるとより良いと思います。
私が初心者の頃、この3つを押さえるようになったらとりあえず変にはならなくなったので、お絵かきを始めたばかりの方はぜひこの3点を意識してみてください。
後ろもふくらはぎとくるぶしのバランスは同じ感じですね。
横から見た脚のバランス
横から見た脚は、膝の出っ張りを意識するのは正面と同じです。
もう一つあるとすれば、脚は横から見ると、やや後ろに反るようなバランスになっています。
そのため、真横の脚を描くときはこの反りを意識できるとグッドですね♪
また、お尻は股の位置より少し下にありますので、同じ高さにしないよう注意してみましょう。
横から見た脚の描き方をまとめると、
<横から見た脚を描くポイント>
- 膝の出っ張りを意識する
- 少し後ろに反るように描く
- お尻は股の位置より少し下
となりますね♪
曲げるポーズの脚はどう描く?アタリの取り方は?
脚を曲げるタイプのポーズというのは一気に難しくなりますよね。
なぜ難しくなるか?というと、奥行きが発生することでだた立っているポーズからバランスが変わってしまうからだと思います。
たとえば上記の絵はポーズ集(自分で描いた絵であればブログなどでの利用OKなので、使っています)を見ながら描いたものです。
アタリを簡単に取ってみると、明らかに脚の上下のバランスが変わってますよね。(1対1でなくなっている)
これというのは、脚は曲げることで前後への奥行きが発生するため、必ずしも同じ長さにはならないのです。
そのため、アタリを取るときも↑のように、奥行きを意識して描いておくことで、書きやすくなると思います。
正座のように揃えて座っているのであれば、脚の上下の長さも揃います。
ですが、上下の曲げ方や角度が変わると長さも変わるので、立体をつかめないと難しいかなと思います。
アタリを取っても難しいときは、素体フィギュアやポーズ集で練習するのが早いですね。(^_^;)
なお、今回は男性の絵メインでしたので、女性の脚の描き方を知りたいときは以下でお願いします↓↓